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【おしっぽ防災WEEK🐾④】まずは一緒に避難をしよう☆


こんにちは。

キャットシッターねこのしっぽです。

さあ!避難グッズの準備もできたところでお次は避難をしましょう♪

でも、どこへ?

と、ならないように事前に避難場所とルートを調べておきましょう。

そしてもっとも気になるのは猫さんも一緒に行ってもいいの?ですよね。

環境省のガイドラインでは

「災害が起こった時に飼い主はペットと同行避難すること」が推奨されています。

東日本大震災では市町村の災害担当者がそれをあまり把握しておらず

家族が離れ離れになってしまう悲しいことが起こってしまったようです。

受け入れ避難所については各自治体で方針は異なるようですが、

中野区、新宿区、杉並区では原則として区内の全避難所で同行避難が可能です。

※アイペットさんの統計によると

同行避難が推奨されていることを知っている飼い主さんは20.8%しかいないそうです。

でもね・・・

「わぁ!よかった~」と手放しで喜ぶのは早とちりかもしれません。

「同行避難」は推奨されていますが「同伴避難」については非常にグレーな印象です。

同行避難:飼い主がペットをつれて一緒に避難すること

つまり、避難所で猫さんと一緒に過ごせるかは各自治体や避難所の判断に委ねられます。

同伴避難:ペットと一緒に避難し、かつ避難所で一緒に過ごすこと

しかし、ペット用エリア(室外含む)と人間用エリアに分かれていることが多いです。

当然「同伴避難」ができる避難所の方が好ましいわけで、

先日、中野区に問い合わせたところ非常にふんわりとした回答を頂きました^^;

違う職員さんならまた違う回答かもしれませんので、

機会を改めてまた訊いてみようと思います。

いざという時に大慌てをしないように

お住まいの自治体に同伴避難が可能な避難所を確認しておくと安心ですね^^

ふんわりとした箇所はありますが、

何はともあれまず猫さんと一緒に避難をすることが推奨されているのは

非常に心強いことだと思いました。

福島の多くの町では人間のみが避難をするように指示があったそうです。

ご家族達もすぐに戻って来られると思いみんにゃに数日分のゴハンを置いて指示に従ったのです。

でも・・・

原発のことがわかり、近所の避難所からバスに乗せられて別の避難所に移されたそうです。

そしてお家はそのまま立ち入り禁止地区となり、

もう小さな家族には会うことが出来なかったと泣きながらおっしゃってました。。

「どうして一緒に逃げなかったんだろう」と何度も何度もおっしゃってました。

誰も悪くないんです。

原発があんなことになるなんて誰も想像出来なかったのですから・・。

すぐにお家に帰ってこれるはずだったのですから・・。

災害ではどんな予想外の出来事が起こるか分からないです。

当たり前が当たり前でなくなったり、

前例のない事態が生じたり、

だから・・・

絶対に手を離しちゃいけないんです。

小さなモフモフの手を離しちゃいけないんです。

震災の後、ボランティアさんについて2回ほど現地に入る機会がありました。

そこでの悲しい光景は8年経った今でも突然ふっと蘇ってきて苦しくなります。。

はい。これは完全にトラウマですね。

そんな日が来るかはわかりませんが、

いつか苦しくなくなる時がきたら・・またお話しできたらいいな。と思います。

そんな悲しいことにならないためにもキチンと準備をして、

回りの方に迷惑をかけないようにマナーを守って、

避難所の片隅において頂けるように努力をしないと!と思いました。

お家で育った仔はお外で生きる術を持っていません。

大切な仔達を守れるのはご家族だけ。。

世界中の仔の安心しきった寝顔がずっと守られますように・・。

今もまだ生活を取り戻せない人がたくさんいて・・

亡くなられた方、ご家族を失った方もたくさんいて・・

故郷を失った方もたくさんいて・・

動物たちのレスキューを続けていらっしゃる方もいて・・

いろいろグルグル想ってしまいます。

でも・・「忘れないこと」これだけはしっかり心に刻もうと思います。

長々と文章ばかりなのに最後まで読んで頂きありがとうございました♪

世界中のにゃんこ達に幸あれ!


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