こんにちは。
キャットシッターねこのしっぽです。
あの日からもう8年も経つのですね。
そう。東日本大震災。
まだ会社員だったわたくしは品川から自宅まで
てくてくてくてく・・・と人波にもまれながら5、6時間くらい歩いて帰宅しました。
うち猫さまと保護っ仔たちがどんなに怯えているだろうと
お腹を空かせているだろうと思うと気が気ではなく。。
部屋に入ると・・
棚は倒れ、本やCDは飛び散り
テレビは吹っ飛び、冷蔵庫は1㍍ほど前進してるという状況でした。
必死にみにゃ様の名前を呼ぶと
ひとり、またひとりと恐る恐る姿を現してくれました。
ひとりひとりを抱きしめて「怖かったね。ごめんね」と話しかけると、
怯えて見開いていた瞳が徐々におさまり
「怖かったの~!」
「これがバーンっていって!」
「アレがドーンで!」
「大変だったんだよ!」と
それぞれが一斉にわ~わ~!にゃ~にゃ~訴えてきました。
ひとまず家は修羅場でしたがみんにゃにケガなくでホッとしたものでした。
あの時初めて防災ということを意識した方も多いのではないでしょうか?
わたくしもそうでした。
少しづつ記憶が薄れかけている今、
改めて防災・避難について一緒に考えてみてはいかがでしょうか。
という訳で・・・勝手に【おしっぽ防災WEEK🐾】です♪
文字ばかりで読みづらくなってしまいますが、
斜め読みでも結構です。ちょっと改めて意識してみてくださいね♪
「えらいね~♪
でも新聞紙じゃちょっぴり心細いかな^ ^;」
まずはお家の中の見直しをいたしましょう。
お家それぞれですが、わたくしはこんなこと↓をしてみましたよ^^
・強力2本足の突っ張り棒で冷蔵庫を固定したり、
・棚を壁に固定したり、
・ケージを安定感のある木枠のものに変えたり、
・テレビをジェルマットで台に固定したり、
・CDや本や小物など飛び散って大きな音を立てそうなものはリビングから撤去したり、
・お空の仔たちの住まい(骨壺)が転がり落ちないように棚とヒモで固定したり、
・キッチンの棚はロックタイプのものに変えたりしました
在宅時ならばそれなりの対応も出来ますが、
不在時はおうちの中の状況がまったくわかりませんよね。
元気な猫さんならば危険を察知してバッと避けることもできますが、
割れたガラスなどでケガをしてしまうかもしれません。
足腰の弱くなったお年寄り、小さな仔猫、病気やケガの仔、
血統的にあまり俊敏ではない種族の仔がいるお家は特に念入りにチェックです^^
なによりも家具が倒れたり、モノが飛んだり割れたりして
大きな音がしたら猫さん達にとってはそれだけで恐怖ですよね。
しかも抱きしめてくれるご家族も不在だとしたら・・・
そのストレスは想像するに余りあります(T^T)
余談ですが・・・猫さんも腰を抜かすって知ってましたか?
いつもは鮮やかな飛び技でイタズラをして「こら~っ♪」と言われてた保護っ仔が
ブルブル震えていたかと思ったら平泳ぎ(?)のような匍匐前進をしたので
てっきりケガをしたのかと思い真っ青💧になりました。
わたくしも「うそ!?」と思いましたが腰が抜けていたようです。。
そんな所に家具などが倒れてきたら危ないですよね。
あとひとつ教訓になったのが、
会社や勤め先に置きスニーカーをしておくことです。
普段ピンヒールを履いていたわたくしは、
あの日、なんど裸足で歩きたいと思ったことか。。。
足は痛いを通り越して激痛、歩行スピードも遅いったらなかったです。
スニーカーでしたらもっと早く帰宅してあげられたと思いました。
まず越えるべき第一関門は・・・
人間、おしっぽ達がケガなく最初の災害を乗り切ること。
今一度、お家の中の安全を見直しましょう!
さて、次回はいよいよ本題です。
【避難する時に必要なものは?】について考えたいと思いますよ(ФωФ)